こんにちは、川畑です。
ASD持ちにとって、誰かとの会話って苦痛ですよね。
趣味の話ならともかく、あまり仲良くない人と2人きりになった時に、どんなふうに会話を盛り上げればいいのか悩みますよね。
僕も散々悩みました。
ただ、ここ最近は、あまり仲良くない人を車で送る時、数十分間2人きりになったとしても、ほとんど会話を途切らすことなく続けられるようになりました。
どんな人でも会話を続けるために、僕が普段の会話で意識してるコツを、3つに分けてご紹介しますね。
ASDでも会話を続けるコツ1.雑談は天気か住んでる場所
まず1つ目にご紹介する、ASDでも会話を続けるコツは「雑談は天気か住んでる場所」です。
僕は大体、最初に会話し始める時は「最近寒いですね〜。」とか、誰とでも共有できる話題から入っていきます。
相手がこちらと会話を続けたいと思っていたら、「そうですね、寒いですね。」とか、ちゃんと返事を返してくれます。
あと、住んでる場所がちょっと違うだけで、気温は微妙に違い、体感温度で冷えやすい場所なのか、割と暖かくなりやすい場所なのか違ったりします。
ですので、僕の場合は天気の話から、「どこにお住まいなんですか?」と質問し、「〇〇に住んでいます。」と返ってきたら、「あぁ〜、あのあたりは特に冷えますよね〜」と会話を膨らませます。
また、そこからさらに話を膨らませるために、自分が住んでいる場所は〇〇なので、よく冷えるんですよね〜。と、会話を広げたりします。
こんな感じで僕は、よく天気と住んでる場所のコンボ技を使ったりして、まずは相手がどんなふうに会話をしてくれる人なのか、様子を見て感触を掴んでいきます。
ですので、こういった天気や住んでる場所の話は、2人で話す時の冒頭あたりにするといいでしょう。
ASDでも会話を続けるコツ2.質問する
続いて2つ目にご紹介する、ASDでも会話を続けるコツは「質問する」です。
例えば、相手が成人された方であれば
- 今どんな仕事をされてるか
- その仕事では、どんなことをやってるのか
- 休日は何をして過ごしてるのか
- 何が好きか、趣味は何か(だいたいの人は趣味や好きなことを休日にやっている)
- その趣味の面白いことは、どんなところか
- (もし1つの趣味の話が尽きた場合は)他に趣味があるか
などなどを聞いていきます。
この辺りをザーッと聞いていくと、その人が普段何をしている方なのかが、だいたい掴めてきます。
相手は質問されると答えてくれるし、自分の話をするのが好きな人は、比較的多いです。
こちらが「あなたに興味を持っていますよ」と、態度と質問で表せば、相手は嬉しくなり、いろんなことを話してくれます。
これで会話が続くばかりか、仲も良くなっていきます。
ASDでも会話を続けるコツ3.共通の趣味を見つける
最後に3つ目にご紹介する、ASDでも会話お続けるコツは「共通の趣味を見つける」です。
コツ2の質問リストの中に、趣味の質問がありますよね。
もしここで共通の趣味が来たら、我々の勝ちですよね笑
共通の趣味が見つかったら、相手に発言の機会を与えるために、「特に何が好きなの?」など質問をしつつ、こちらの意見も織り交ぜながら会話を進めていき、話を膨らませていきましょう。
きっと、共通の趣味が見つかったら、会話も盛り上がり、親密度もぐっと近づくことでしょう。
ただ、この3つ目のコツについては、注意点が2つあります。
まず1つ目は、毎回必ず共通の趣味が見つかるわけではないことを、頭の片隅に入れておきましょう。
続いて2つ目の注意点っは、、同じ趣味が見つかったとしても、熱量も同じとは限らないということです。
相手が自分よりも熱量が低いと感じたら、相手の熱量に合わせて会話をするようにしましょうね。(でないと、相手が引いてしまいますので。)
この辺りに注意して会話を広げていけば、うまく相手と会話を盛り上げていくことができるでしょう。
まとめ:質問力を磨くと会話が上手になる
いかがでしたか?
会話で一番大事なことは、相手に会話を楽しんでもらうことです。
人は、誰かの話を聞くことよりも、自分の話をする方が楽しいものです。
ですから、質問力を少しずつ磨いていきましょう。
相手が話しやすい質問のコツを1つ1つ覚えていけば、会話はどんどん盛り上がり、相手も自分との会話を楽しんでくれます。
コツを掴めば、覚える質問もそこまで多くなくてOKです。
ですので、会話上手になるためにも、ぜひ質問力を意識して磨いていってくださいね😊
というわけで、今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました😎
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