最短ルートでスキルを上達させる5つの方法

発達障害の仕事術

こんにちは、最近将棋をやり始めた川畑です。

将棋を始めてから約2週間ぐらい経つのですが、いやー、すごく面白いですね。

もうどハマりしてます笑

始めたての初心者なので、とてもおこがましいというのは分かっているのですが、今はアマ初段になるのを目標に、日々コツコツ頑張っています。

さて、ここで大事になってくるのが、いかに最短最速で上達していくか、ですよね。

将棋を始めたての僕は、最も効率よく棋力(将棋の腕前)を上げていくために何をしたら良いのかを知りたかったので、こんな本を手に取りました。

この本には、棋力を上げるための具体的な勉強法、取り組み方がしっかりと網羅されており、非常に勉強になったのですが、ここで僕は1つのことに気づきました。

「あれっ、これは他のスキル習得でも同じことが言えるぞ」と。

例えば僕は、現在マーケティングコンサルタントとしても活動しており、小さい事業の売上を伸ばすために、どうやって集客力を強化したら良いのか、ということを色んな人に教えています。

この教える過程の中で、どうすれば目の前の人が集客スキルが伸びるのか、というのを日々考えています。

その経験と、先ほど出てきた『初段になるための将棋勉強法』で書かれているエッセンスに共通する部分が、非常に多かったんですよね。

ですので、今回の記事では、物事やスキルを最短ルートで上達するために大切な考え方、というテーマでお届けをしていきますね。

最短で上達する方法1.全体を把握する

最短で上達するために重要なことは「全体を把握する」です。

とにかくまずは、全体像をしっかりと把握しましょう。

全体像というのは、例えば

  • 全体の構図を把握する
  • 上達するために必要な勉強法・習得術を把握する

この2つに分かれます。

例えば将棋で言うのであれば、全体の構図というのは

1回の対局では、序盤-中盤-終盤の3つの場面に分けられる。とか。

戦法には大きく分けて、居飛車と振り飛車がある、といった感じです。

こういった全体の構図を、ざっくりとで構わないので、色んな角度から学んでいきます。

こういった情報は、Googleで検索すれば大体手に入る知識であることが多いです。あとは、入門書なんかを買っても良いですね。

次に、上達するために必要な勉強法や習得術を把握していきます。

これは具体的に伸ばしたいスキルによって全然変わってくるので、ここもしっかりと把握しておきましょう。

例えば将棋の場合であれば「戦法書を読む」「詰将棋」「対局」「指導対局」などなどがあります。

他にも、ライティング(文章の書き方)のところで言えば、「実際に書く」「ライティングテクニックを勉強する」「良い文章を読む」などなどがあります。

こんなふうに、各分野でさまざまな方法があり、それぞれに長所や特徴があるので、それらをセットで、上達法そのものの把握をしていきます。

全体像が把握できると、頭の中に地図がインストールされます。

この全体の地図を頭に入れる作業は、上達するための最短ルートを見つけるために、非常に重要なものとなります。

最短で上達する方法2.目標を決める

続いて2つ目に取り組む、最短で上達する方法は「目標を決める」です。

どうなりたいのか。どこまで目指したいのか。具体的な目標を設定しましょう。

例えば僕の場合は、将棋では「アマ初段を目指す」としています。

目標を決めた上で、初段になるために必要なことは?と調べていくと、

  • 詰将棋は5手詰めができる
  • 基本的な手筋は一通り覚えている

などなどの基準がありました。

ひとたび目標を定めると、細分化すると細かい中間目標が定まってくるんですね。

また、後ほど詳しく触れますが、最短ルートで成長するためには、今何をすべきなのか、と言うのも、目標を設定するからこそ明確に見えてきます。


ですので、目標を設定するか、しないかで、上達スピードは雲泥の差になるんですね。

仮でも構わないので、一度目標を立ててみましょう。

最短で上達する方法3.毎日触れる

続いて3つ目に取り組む、最短で上達する方法は「毎日触れる」です。

脳科学でも、「エビングハウスの忘却曲線」という有名な話があります。

(引用元:https://mana-brain.com/post-302/)

これは要するに、1回勉強したことでも、20分後には40%を忘れてしまい、1日経ったら75%も忘れてしまう、という人間の忘れっぽい性質を、科学的に証明したものなんですね。

しかし、毎日復習することで再び記憶への再定着をすることができ、何回か復習していくうちに、しっかり脳みそに定着していきます。

このように、毎日触れるということは、そのスキルを体にしっかり覚え込ませる上で、すごく大切なことなんですね。

ポイントは、毎日1分だけでも触れること、です。

チョロっとだけでも、毎日必ず触れていくと、数ヶ月、1年後には、必ず大きな成長へと繋がっていきます。

最短で上達する方法4.ボトルネックを見つける

続いて4つ目に取り組む、最短で上達する方法は「ボトルネックを見つける」です。

ボトルネックとは、成果を出していく上で、最も足を引っ張ってしまっている根本の原因のことを言います。

将棋で例えてみます。

先ほど序、将棋には序盤-中盤-終盤と、大きく分けて3つの局面に分けることができると説明しました。

で、序盤と中盤はものすごく実力があるのに、終盤が初心者レベルに下手くそだと、その人は初心者にちょっと毛が生えたぐらいの実力しか発揮できません。

このように、1つの箇所が原因となって、思ったような成果を得られずに終わってしまっている状態が、必ず起きています。

で、このボトルネックを見つけるために大切なのが、目標なんですよね。

問題というのは、目標地点と、現在地点の差分のことを指します。

図にすると

[目標]

 ↕︎ ←この高低差が、「問題」

[現状]

で、この問題をしっかり細かく分析していくと、必ずボトルネック、つまり真の原因が見えてきます。

この真の原因を、どれだけ正確に把握できるかどうかで、上達のスピードが大きく変わってきます。

例えば先ほどの将棋の例でいうと、中々上達しない真の原因は終盤にあるのに、序盤の勉強ばかりしてても、目標までの距離は一向に縮まりませんよね。

しかし、終盤力が足りないとしっかりわかっていれば、それを補うために必要な方法をチョイスすることができます。

こんなふうに、

  1. 目標(理想)を決める
  2. 現状を細かく把握する
  3. ボトルネックを見つけていく

という順番で、ぜひ最短の成長ルートを見つけ出すクセをつけていってください。

最短で上達する方法5.必ず停滞期が来る

最後に、最短で上達するために必ず知っておいていただきたいのが、「必ず停滞期が来る」ということです。

これはドイツの心理学者が示した、「学習曲線」という話です。

物事を上達していくときって、絶対に一定ルートではないんですね。

必ず「成長期」と「停滞期」を交互に繰り返しながら、段階的に上達していくものなのです。

図にすると、こんなイメージです。

(引用元:http://lifenavi-coach.com/archives/53647393.html)

※上図のプラトーとは、停滞期のことです。

このことを知らないと、中々思うように上達できない時期が来ると「やっぱ自分ってセンスがないのかなぁ…」と落ち込んでしまいますが、大丈夫です。

何かの物事を上達させようと思ったら、必ず停滞期が来るのです。そういうものです。

なので、中々思うようにいかない時期に差し掛かったら、「あっ、今停滞期が来たんだな」と、自分でしっかり自覚し、のんびりと毎日ちょこっとずつ触れ続けていく、というメンタリティが大事になっていきます。

挫折しないためにも、ぜひこの学習曲線の話を覚えておいてくださいね。

まとめ:原理原則の理解が重要

いかがでしたか?

なんでもそうなんですが、物事をうまくいかせるためには、原理原則を理解することがとても重要なだと、いつも思っています。

今回は、「最短で上達するために必要な原理原則」に基づいて、僕の見解をお話ししてきました。

また、今回は将棋を例にしたことが多かったですが、どんな物事でも同じことが言えると思います。

お仕事だったり、スポーツだったり、ボードゲームだったり、色んな場面で活きてくるはずです。

ぜひ、1つでも参考になるものがあれば、取り入れてみてくださいね😊

というわけで、今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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